シネマTSD 第1回上映作品
「MIKOSHI GUY」


各回限定6名。
「シネマTSD」は日本の文化、伝統に関わる映像作品を鑑賞しながら、おいしい日本酒を楽しんで頂くイベントです(もっとも作品は日本酒やお酒に関する物に偏重すると思います笑)。会場は東京日本酒部のオフィシャルBAR「TOKYO SAKE DEPARTMENT(略称TSD)」。記念すべき初回の上映作品は「MIKOSHI GUY」。まずは以下動画2つ、「日本の祭を世界へ ーベルリン100万人の前で神輿を上げた男、宮田宣也」→「MIKOSHI GUY 祭りの男 予告編」の順にご覧ください。



こんにちは。シネマTSD館長のティーヤです。
今回、私が何故この映画の上映会をやろうと思ったのか、まず最初にその理由を皆さんにお伝えさせて下さい。
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TOKYO SAKE DEPARTMENTの主力銘柄「利他」の発売元、神田豊島屋の木村社長のイベントに遊びに行ったのは2017年9月の事。この日は気合を入れて「東京日本酒部」の法被を着てイベントに乗り込んだ。すると私以外にも目立つ殿方が一人。何と「全日本酒豪連合」というエモいTシャツを着ている人がいる!着用者の江澤さんは何と神主!)。何気ない会話から法被の話になり、本染めか?プリントか?云々と話していたところ、江澤さんがその場にいた「神輿職人」の友人を紹介してくれた。その人が「MIKOSHI GUY」の主人公、宮田さんだった。


その後、彼とは別のイベントで再会したり、Facebookで繋がったりしているが、正直、付き合いは深いわけでは無い。それなのに、何故この映画の上映会をやるのかというと、彼の「生きざま」に心を打たれたからだ。

大切な物を守ろう、後世に引き継ごうとする強い意欲と意志。その生い立ち。神輿職人であり、尊敬していた、大好きだったじいちゃんの死。残されたお神輿を後世に残し、担ぎ手を増やしたいという思い。東日本大震災にいてもたってもいられず単独現地入りをし、支援活動を行い「自分にできる事は何か?」を考える。現地の仮設住宅街で、彼が地元の人達から聞いたのは「祭りをやりたい」「おみこしを上げたい」という言葉だったと言う。彼はその仮設商店街で神輿をつくった。地元の人から歓声が上がる!他の地域からも神輿をかついでほしいとの要請があった。彼らのかつぐかつぐ神輿が帰ってくるのを見て、里の人が涙を流して喜んでくれたというエピソード -




宮田さんは「神輿」「祭り」に命をかけている。神輿職人としての仕事領域にとどまることなく、日本中の祭りに仲間と一緒に担ぎ手として参加し神輿を担ぎまくっている。その動きはフランス、ドイツ、タイ、スロベニア、リトアニアなど世界に拡大。グローバルに日本の文化を伝える活動も続けている。神輿、祭りを媒介にして、大好きな日本の輝きを、失ってはいけないものを後世に残す為に、全力で取り組むMIKOSHI GUY。祭りとは、神輿とは、心のふれあいであり、魂のぶつかり合い、生命のダイナミクスだ。


マツコの知らない世界への出演では面白おかしく祭りや神輿に触れるきっかけをつくったりする一方、彼が代表を務める一般社団法人「明日襷(アシタスキ)」では、活動予告・報告と共に、時にシリアスな情報・問題・感情を読み手に突きつける。FacebookなどのSNSを介してアウトプットされる彼の思いは、ぶれずに一貫している。日本を、町や村を、元気にしたい、元気にしよう、未来をステキに変えよう、という気持ちに満ち溢れている。アシタスキ。本当にいい名前だと思う-


「MIKOSHI GUY」はUPLINK渋谷で上映されていたのだが、残念ながら私は期間中都合がつかず見れずじまい。どうしても見たかった私は、宮田さんに連絡を入れ、上映権を購入した。いい機会だから、周りの日本酒ファンにも彼の事を知ってほしいと思った。そしてTSDシネマの第一弾となった。
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私は、日本酒と真剣に向き合っている。日本酒BARの運営を通じて関東の日本酒の美味しさや素晴らしさを伝え続けたい。主催している蔵人体験などのイベントでは酒蔵のある地域に訪問し、イベントの参加者と地域・蔵・人を繋げたい。そしてその後も地域への訪問のキッカケをつくる事で「縁から絆」となるようにしたい。将来に向かって継続して応援してもらいたい。

私の活動は小規模で地域も限定的。志も何もかも、宮田さんの足元にも及ばない。取組んでいる事も「日本酒」と「祭り」「神輿」で親和性はあるが同じものでは無い。でも、根っこの所では同じなのではないかと考えている。お互いに伝統・文化を継承する為に、地域を元気にする為に、人と人を繋ぐ為に生きているという事を。

是非皆さんにも感じて頂きたい。この映画を見て、日本の文化、伝統、地域、祭り、神輿とは何かという事を。



(映画紹介文/オフィシャルHPより抜粋)


日本の祭の豊かな風景は日本人が数百年ずっと守り続けて来た大切な文化です。それが今、消えてしまいそうな現状にあること、

そしてまだなんとか残っていること。そしてそこには必死に祭に情熱を傾ける人達がいること。

 

この映画は、日本の祭の再興を願って全国の神輿を担ぎ、海を越えて神輿をあげる一人の男、宮田宣也と彼の仲間たちを追ったドキュメンタリー映画です。宮田宣也は、都市部に暮らす若者や留学生たちを連れて、全国各地の担ぎ手が少なくなった祭に参加しています。そこで祭に魅了され、宮田とともに祭の世界へのめり込んでいった人たちも少なくありません。

 

祭ならではの熱い空気感。

近代化された都市部では希薄になっている人と人との結ぶつき。先人たちが命懸けで守ってきた”宝物”の祭の世界を、スクリーンでぜひ体感してください。

MIKSHI GUYオフィシャルHP

イベント概要


映画の鑑賞とともに、TSDレコメンドの日本酒をご提供します。

<開催日程>
6/22土 15:00-17:30
6/29土 15:00-17:30
7/06土 15:00-17:30
7/20土 15:00-17:30

<スケジュール>

15:00      ごあいさつ
15:15~16:30 「MIKSHI GUY」鑑賞
16:30以降    参加者交流タイム
17:00      中締め
17:30      終了
※開場時間前には入場できません。14:45以降にお越しください。
※会場は営業時間前の為、シャッターを半開きにしています。シャッターをくぐって入場ください。

 

<費用に含まれるもの>

・MIKSHI GUY 鑑賞チケット

・TSDレコメンド 日本酒2種

・TSDプチスナック2種
※ドリンクやスナックの追加は可能ですが、別途代金が必要になります。

<上映会場>
TOKYO SAKE DEPARTMENT
中央区銀座5-5-11 塚本不動産ビルB1

<参加費>
¥5,300(税抜)

お申込み


本イベントは終了しました。

キャンセル待ち&再上映申請


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お問い合せ


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